女性男性型脱毛症:FAGAとは女性の薄毛の事です


貴女はこう思った事はありませんか?
 
・鏡を見て髪の分け目が薄くなってきた気がする
 
・髪の毛のボリュームが減ってきた

・全体的に髪の毛が薄くなってきた
 
・シャンプーをした時の抜け毛が多い
 
・以前していた髪型が出来ない
 
こんな思いをした貴女はショックですよね?
 
もしかしたら、女性男性型脱毛症かもしれません。
 

薄毛や抜け毛と聞くと男性が悩んでいるイメージがあります。
しかし最近、薄毛や抜け毛に悩む女性が急増
日本国内だけでも推定600万人とも言われています。
 
女性男性型脱毛症はFAGA(Femal Androgenetic Alopeciaの略)女性特有の原因があるため男性型脱毛症(AGA)と区別されています。
 
女性男性型脱毛症(FAGA)を理解する為に初めに男性型脱毛症(AGA)についてお伝えしますね。
男性型脱毛症のAGAはTVCMでもやっているので耳にした方も多いと思います。
 
男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンのテストステロンが酵素によってジヒドロテストロン(DHT)に変換されます。ジヒドロテストロン(DHT)が増えるとヘアサイクルを大きく乱れさせ抜け毛を多く発毛をしにくくします。
 
結果、薄毛が進行する病気です。
 
そうなのです。男性型脱毛症(AGA)は病気として認められているのです。
 
男性型脱毛症(AGA)のTVCMで『お医者さんに相談』と言っているのも男性型脱毛症(AGA)が病気として認められ厚生労働省で認可された治療薬もあるのです。
 
フィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)などがあります。
 
残念ながらフィナステリドもデュタステリドも男性ホルモンに強く作用するので女性には投与出来ません。
よく効く薬なだけに残念です。
 

☆女性男性型脱毛症(FAGA)と男性型脱毛症(AGA)の違い
 
女性男性型脱毛症(FAGA)も男性ホルモンのテストステロンが変化したジヒドロテストロン(DHT)の影響を受けます。
 
女性も男性ほど多くはないですが男性ホルモンを持っているのです。
 
しかし、割合は女性ホルモンの方が高いです。
女性が本来薄毛になりにくいのは実は女性ホルモンのお陰なのです
 
女性ホルモンは男性ホルモンとは逆で髪の毛を育て抜け毛が出にくくする作用があります。
 
女性男性型脱毛症(FAGA)は女性ホルモンが減る事で男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れて、以前より男性ホルモンの影響を受けやすくなり、男性型脱毛症(AGA)同様に薄毛になってしまいます。
 
つまり男性型脱毛症(AGA)は男性ホルモンが増える事で薄毛
 
女性男性型脱毛症(FAGA)は女性ホルモンが減る事で薄毛になるのです。
 
これが、女性男性型脱毛症(FAGA)と男性型脱毛症(AGA)の大きな違いです。
 
女性の場合、女性ホルモンが減ったといっても男性よりは多くあるのでつるっパゲにはなりにくいです。
 
女性男性型脱毛症(FAGA)は、髪の毛の分け目が薄くなったり、髪の毛全体が薄くなるのが特徴です
 
とはいえ女性にとっての髪の毛は特別ですので薄毛に悩むのは当然です。
 
男性の場合、病院でフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)を処方してもらえますが、先ほどお伝えした様に女性には禁忌で処方してもらえません。